
今まで、数々のスタジオセションをやってきたがプロとしてうまくセッションワークをこなしていくことはもちろん高収入にもつながるし、運のいい場合はライターとして曲の権限を持つこともできる。最近はホームスタジオが当たり前の世の中、ましてやプロデューサーでキーボードの弾けるひとが多いので、なかなか仕事がまわってこないのが現状。プラス、技術が発達した今、バンド全員で弾いて「さぁ、録りましょう!」というパターンは本当にまれ。だいたいは、もうすでにある程度できあがった曲に生楽器をのせるというパターンがほとんど。
とりあえず、レコーディングの仕事をする上で一番大切なのは、だれがプロデューサーだ、ということをよくわきまえて、とことん彼/彼女が一体自分に何を求めているのかを見つけること。よくあるのは、プロデューサー自身がサーチしていていまいちどういう感じの演奏が欲しいかわからない場合。どんな感じがいいかわからないくせに、演奏したあとで、「でもこういうのじゃないんだよなぁ。」という。「じゃあ、どういうのよ〜?」と聞いても答えられないというパターン。もしこういう状況に遭遇したら「忍耐」の2文字を頭に刻み、とにかく「これはどうでしょう?、あれはどうでしょう?」といろいろなパターンを弾いてあげること。何回か仕事していくうちに、その人の好みとかわかってきて、楽になるはず。
また逆に自分がプロデューサーの立場になった場合、ミュージシャンをどうもちあげて1番の演奏をしてもらうかが勝負だ。特に、シンガーの場合はいろいろ言い過ぎて傷つけたらもう歌えなくなっちゃうので、要注意。ほめればいい演奏する人か、とことん自分の求めているものを要求しても答えられる人かを見極めなければならない。ミュージシャン選択の時点で、思ったように選べないということがなきにしもあらず、だからだ。あとスタジオの雰囲気作りも大切。キャンドルライトをつかったりしてその曲にあった雰囲気を演出する。ということで、次回は実際の演奏方法について詳しく説明します。









