ここロサンゼルスにはいろいろなライブハウスがありますが、ここんとこ景気が悪いせいか、長年営業してきたライブハウスがひとつひとつなくなっているのです。これは、私たちミュージシャンにしては本当に悲しいものです。こちらのライブハウスはいろいろなパターンがありますが、入場料は$10〜15くらいで手軽に入れるところから、ちょっと高めで$30〜50くらいかかるところもあります。ただしいくら$10で入っても、最低ドリンク2杯とか決まりがあり、結局そういう安いカバーのところでも一晩で一人$40くらいは軽く使ってしまいますね。
LA VE LEE(ラベリー)というところも結構手軽に有名ミュージシャンのライブを見れるスポットとして長年がんばってきたクラブです。料理はギリシャ料理、とにかくお客さんが間近でミュージシャンを見れるということにかけては最高の場所でした。本当につばが飛んできそうなくらいです。(笑)ここでライブするミュージシャンは結構ジャス、ラテン、フュージョン系が多かったですね。有名な人でいえば、ポンチョ・サンチェス(Poncho Sanchez)や、シーラ・E (Sheila E) , その他、ヴォーカルのフランク・マッコム(Frank McComb)、ベースでシンガーでもあるマルコ・メンドーサ(Marco Mendoza)等、結構腕のいいミュージシャンのライブを毎晩見せていました。
私も、ここではそうだなぁ、今までの17年間のロス生活のなかで、20〜30回ほど演奏しました。その時々で違う人との共演だったのですが、一番思いでに残っているのは私と友人のアニンドが結成した女性10人のグループ『アンガザ』(ANGAZA)が演奏した時のことかなぁ。ドラムはCora Coleman (コラ・コールマン)ヴォーカルはTamar Davis(テイマー・デイビス)この二人は本当にダイナマイトだった。2人ともアンガザをやめてかの有名なプリンス(Prince)のバンドに入ったのだから、やはりただものではない。
ただ、ぶちあけた話女性10人をまとめるというのは不可能に近いですね。だれかは、必ず生理中とかでかなり機嫌が悪かったりして、私は本当に気を使いました。で、ちょっとでも批判的なことをいうとすぐ「カチーン」と来て、更に機嫌が悪くなっちゃうし。。。コラとテイマーは本当に神様がくれた才能を持っている二人なので、うまいのは超うまいけど、それだけにやっぱり他のみんなのミュージシャンシップ(音楽のレベル)がちょっとでも低いとなんか不機嫌になったりして、そういう意味ではまだまだ若い二人です。
ANGAZAのショーは大変とはいえ毎回たくさんの人に来ていただき、かなり白熱のライブでした。私もいっぱいソロをとらしてもらったり、時には歌ったり、準備は大変でもライブの楽しさがその大変さをすっかり忘れさせてくれる、という感じですね。
他にはこれは演奏したのではなく、お客さんとして見に行ったのですが、フランク・マッコムを見た時はとっても感動しました。私の一番好きな曲を歌ってくれて目の前で泣いてしまいました。となりに座ってたおきゃくさんがさっとナプキンを貸してくれた。。。本当に涙もろいわたしです。
ということで、この思い出いっぱいのLA VE LEE も営業停止。なんかイタリアンレストランになるそうですが、またライブをやるのかなぁ?ちょっとよくわかりません。今まで演奏した数々のミュージシャンおつかれさまでした。さて、また新しいスポット探さなくちゃ。
わたしは他にもいろいろなサイトでコラムを書いています。こちらでもいろいろ面白いコラムを見る事ができます。









